三菱商事(上海)有限公司の依頼を受けて、上海盛大金石投资諮詢有限公司は大連市乳業加工企業中売上高のベスト10社の企業の調査を行った。 大連市には一定の規模と知名度がある乳製品加工企業は共11社ある。今回の調査は2002年度の総売上高により企業のランキングをしたが、内大連九羊食品有限公司は2002年7月から生産を始めたのに2002年7-12月の販売収入は既に大連阿蒙徳食品有限公司2002年全年度の販売収入を超えたので第3位になる。今回の調査は市場の実際状況を反映することを原則とするので、その2002年7-12月の売上高をランキングの指標にする。
同社250gと500gのヨーグルト部分は利楽箱で包装するが、売上高は割りに少ないので、個別に売上高の統計を行っていない。同社社内の人により、ヨーグルト包装につき、2001年500g利楽箱の年間使用量は2.1万個で、250g利楽箱の年間使用量は0.7万個であるが、 2002年500g利楽箱の年間使用量は2.4万個で、250g利楽箱の年間使用量は0.8万個と推測される。同社の乳製品は一部プラスチック包装を使い、一部は紙包装を使う。プラスチック包装はプラスチック袋とプラスチック箱を含むが、紙包装は利楽箱である。内、 2001年はプラスチック袋を340㌧、プラスチック箱を18.6㌧、利楽箱を51.08万個使ったが、2002年はプラスチック袋を351㌧、プラスチック箱を21㌧,利楽箱を50.76万個使った。
同社の乳製品は一部プラスチック包装を使い、一部は紙包装を使う。プラスチック包装はプラスチック袋とプラスチック箱を含むが、紙包装は利楽箱である。内、2001年はプラスチック袋を120㌧、プラスチック箱を15㌧、利楽箱を446㌧使ったが、2002年はプラスチック袋を126㌧、プラスチック箱を20㌧,利楽箱を448㌧使った。福建、広州等の高温地区でも品質を保てるよう、同社の純羊乳製品を缶で包装する。この部分の生産販売量は割りに少ないので、会社は個別に売上高の統計をしない。このような包装の規格は250gで、2002年7-12月の包装材料消費量は4万個である。2002年、同社は山東某客先の要求により、利楽箱で包装する純羊乳製品を生産したことがあるが、同社正常の生産中、利楽箱包装の乳製品はない。
大連市乳業加工企業の数が少なく規模も小さい。一定知名度を持っている乳業加工企業は共11社ある。大連市乳業加工企業の二つトップ企業は三寰乳業有限公司と渤海乳品廠であり、2002年液体乳の売上高は各々内モンゴル伊利実業集団株式会社液体乳売上高の3.63%と1.33%を占める。大連市の乳製品加工は新鮮乳を主とするので、賞味期間は短い(3—10日間)。三寰、渤海乳品廠と九羊食品有限公司しか長期間保存できる乳(賞味期間を1ヶ月以上の)を生産できない。調査によると、2003年1月から9月迄大連市長期間保存できる乳の約92.6%の市場シェアは伊利、蒙牛等の外来企業に占められた。大連市多くの乳製品はプラスチックで包装する。三寰乳業有限公司、渤海乳品廠の一部製品は利楽包装を使うが、九羊食品有限公司の少数製品は缶で包装する。